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銀座の「ロッテ免税店」に153ブランドが集結 売上高目標は150億円

 28日に関係者に公開された東急プラザ銀座の注目の一つが、空港型市中免税店のロッテ免税店(本社・ソウル)だ。8、9階の2フロアで売り場面積は4400平方メートル。1月に開店した三越銀座店の約1.5倍の広さを誇る。8階は「グッチ(GUCCI)」「エルメネジルド ゼニア(ERMENEGILDO ZEGNA)」「MCM」「コーチ(COACH)」「アレキサンダー・マックイーン(ALEXANDER McQUEEN)」「トリー バーチ(TORY BURCH)」「サマンサタバサ(SAMANTHA THAVASA)」「ラルフ ローレン(RALPH LAUREN)」「オメガ(OMEGA)」「フランクミュラー(FRANCK MULLER)」「ジャガー・ルクルト(JAEGER-LECOULTRE)」などラグジュアリー・ブランドから高級時計まで有名ブランドを誘致した。9階は化粧品が大部分を占め、「雪肌精」を中心としたコーセー、「SHISEIDO」「クレ・ド・ポー ボーテ」「SK-Ⅱ」などのインバウンド需要の高いブランドから、「エスティ ローダー」「トム フォード ビューティ」「クリニーク」「ボビイ ブラウン」「ドゥ・ラ・メール」「ランコム」「ラ ロッシュ ポゼ」「THREE」などの有名ブランド、「アイオペ」「スム」「フー」といった韓国ブランドを集積した。2フロアの取り扱いブランド総数は153に及ぶ。

 ロッテ免税店の強みである中国や韓国、東南アジアの旅行代理店とのネットワークを活用し、バスツアーなどの団体客を呼び込む。売上高目標は約150億円。東急プラザ銀座の全館の売上高目標が330億円と発表されているので、その半分近くを稼ぐことが見込まれており、実質上の核テナントになる。

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