1月21日〜25日まで、スイス・ジュネーブで開催中の国際高級時計見本市SIHH(ジュネーブ・サロン)から各ブランドの新作を速報する。
1833年創業の名門ウォッチメーカー「ジャガー・ルクルト」は、メゾン創設180周年を記念したモデルとして、「マスター・ウルトラスリム・ジュビリー」(写真)を発表。最高級時計の原点ともいえる薄型の機械式手巻き時計として、世界最薄の4.05ミリのケースを実現。キャリバー849を搭載したムーブメントは僅か1.85ミリの厚さ。余分な装飾を一切省いたデザインと極限まで薄さのムーブメントに挑んだスタイルは、ファッションでいう“ミニマリズムの美学”を追求したもの。他にも世界初となるシリンダー型ヒゲゼンマイを使用した永久カレンダーを搭載したトゥールビヨンや、球体トゥールビヨンの精度と瞬時デジタル表示クロノグラフを備えたグランド・コンプリケーションなど、3つの“世界初”で180周年を祝った。