販売員出身で「誰でもハイクオリティーな写真が撮れる」をモットーに活動するヴィジュアル・アドバイザーの木村麗さんが、主にファッション&ビューティの販売員に「すぐに使える&誰でもできる」インスタグラム攻略法を伝授します。今月は「アクセサリーのきれいな撮り方」の後編の着画編。置き撮りよりも難しそうですが、コツを掴めば恐れることはないようです。(この記事は「WWDJAPAN」2024年11月4日号からの転載です)
皆さんこんにちは。早いもので11月に突入しました!いよいよ年末感が出てくる時期です。前回に引き続き今回もアクセサリーの撮り方について、です。これからのシーズンはプレゼントニーズが高まります。プレゼントと言えばアクセサリー!今回はアクセサリーの着用編です!前回(10月7日号)のアクセサリーの物撮り編は手軽で簡単な撮影方法について書きましたが、アクセサリーを投稿する上で着用写真を撮影しないわけにはいきません。けれどもいざ着用した写真を撮ろうとすると被写体の体が膨張して見えてしまったり、アクセサリーの輝きやディテールがうまく表現できなかったりと、さまざまなお悩みがあるかと思います。アクセサリーブランドにレクチャーをする際も、スタッフの皆さんから必ずと言っていいほど、「着用画像の上手な撮り方を知りたいです!」との声を多くもらいます。今回は着用するアクセサリーがきれいに見えるポイント、そして着用している被写体の体の部位がきれいに見えるポイントについてもお伝えします。意外と知られていないコツ!があります。それさえつかんでしまえば誰でも簡単にきれいな写真が撮れちゃいます。
アクセサリーの着用撮影で重要なポイントは、①アクセサリーの魅力をきちんと伝える②着用している被写体の手元や顔まわりがきれいに見えること―の2つ。そのためには何に気をつけて撮影すればよいのか、画像を見ながら読み進めてもらえると分かりやすいと思います!それではスタートです。
皆さんは何個当てはまる?よくあるアクセサリーの着用撮影のお悩みCHECK!
肌のコンディションがダイレクトにでてしまう
いつも同じような撮り方になりがち……
アクセサリーが実物のようにきれいに写らない
手元がきれいにみえない
顔全面を写したくない
寄りの写真を撮影すると体の部位が太く写りがち
アクセサリーのディテールや輝きがうまく伝わらない
手元の撮り方
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。