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香水大手インターパルファムが自社ブランド「ソルフェリノ」立ち上げ 

米フレグランス大手のインターパルファム(INTER PARFUMS)は、2025年末までに自社のフレグランスブランド「ソルフェリノ(SOLFERINO)」を立ち上げる。10種類のプレミアムフレグランスで構成し、世界約100店舗で販売予定だ。パリの単独店とECサイトも計画する。

同社は「新ブランドの立ち上げは、活気ある高級フレグランス市場での中期的な成長戦略を意識したもの。この戦略は『モンクレール(MONCLER)』のフレグランスにも拡張し、厳選した流通を通じて新コレクション“レソメ”も強化する」と述べた。

インターパルファムは、「ランバン(LANVIN)」のフレグランスと「ロシャス(ROCHAS)」ブランドを所有している。そのほか「ブシュロン(BOUCHERON)」「コーチ(COACH)」「ジミー チュウ(JIMMY CHOO)」「カール・ラガーフェルド(KARL LAGERFELD)」「ケイト・スペード ニューヨーク(KATE SPADE NEW YORK)」「ラコステ(LACOSTE)」「モンクレール」「モンブラン(MONTBLANC)」「ヴァン クリーフ&アーペル(VAN CLEEF & ARPELS)」のフレグランスライセンスを保有する。

同社は25年の売上高を9億1000万〜9億3000万ユーロ(約1492億〜約1525億円)、営業利益率は19%以上になると予想する。今年は、「ラコステ」の新フレグランス事業が後押しし、10%以上の売り上げ成長を見込む。24年のグループ売上高は、予想通り8億8000万〜8億9000万ユーロ(約1443億〜約1459億円)となり、今年も営業利益率は19%以上を見込む。

香水メーカーでは、コティ(COTY)も2月、14種の香りからなる高級ニッチフレグランスブランド「インフィニメント コティ パリ(INFINIMENT COTY PARIS)」を発表した。またフレグランス市場で急速に盛り上がるプレミアムカテゴリーについては、ケリング(KERING)も「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」のシグネチャー・ラインで参入したばかりだ。

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