東京ガールズオーディション実行委員会は8月12日、第1回「東京ガールズオーディション 2014 AUTUMN / WINTER Powered by Ameba」(以下、「TGA」)の4次審査となるドラフト会議を開催した。「TGA」は、「東京ガールズコレクション」(以下、「TGC」)とエイベックス・グループ、アメーバが組んだファッションと音楽の2分野から次世代スターを生み出す新オーディション。各グランプリ受賞者には、来年以降の「TGC」出演権やレコードメーカー各社からのデビュー支援などの副賞が与えられる。第1回「TGA」では、全国から1万5134件の応募があった。
4次審査のドラフト会議では、ウェブ審査、地方面接、ウェブ投票を勝ち進んだモデル部門の32人とアーティスト部門の27人が参加した。ドラフト会議には、ファッション雑誌の「ヴィヴィ」や「キャンキャン」「ジェリー」「スウィート」「セブンティーン」「ニコラ」の6誌、レコードメーカーのエイベックス、キングレコード、ソニー・ミュージック・レーベルズ、テイチクエンタテインメント、トイズファクトリー、徳間ジャパンコミュニケーションズ、ドリーミュージック、クラウンレコード、日本コロムビア、バップ、ビクターエンタテインメント、フォーライフミュージックエンタテイメント、ポニーキャニオン、ユニバーサル・ミュージック、よしもとアール・アンド・シー、ワーナーミュージック・ジャパンの16社が参加し、候補者が実力を見せた後、各社からのドラフト仮指名が入らなければ即落選という審査が行なわれた。
審査の結果、ファイナリストに選ばれたのは、モデル部門は、11歳・大阪府出身の中村りおん、12歳・大阪府出身の古川優奈、16歳・埼玉県出身の又来綾、16歳・鹿児島出身の吉原奈緒花、17歳・愛知県出身の蛭川怜奈、18歳・奈良県出身の糸原美波、17歳・兵庫県出身の丹羽仁希、19歳・愛知県出身の葛野未崎の8人。アーティスト部門は、26歳・東京都出身の加治ひとみ、16歳・埼玉県出身の真島なおみ、14歳・岐阜県出身の石川友里愛、16歳・愛知県出身の纐纈響、22歳・京都府出身の清水沙也佳、23歳・東京都出身の大久保初夏、12歳・奈良県出身の西川怜伽、20歳・イギリス出身のクレイトン愛の8人。最終審査は、9月6日に行なわれる「TGC 2014 A/W」で、各部門からグランプリ1人と準グランプリ2人が発表される。
この日、ファイナリストを発表した「TGA」の特別審査員を務める後藤真希は、「私もオーディション経験者なので、候補者皆さんの緊張感もわかるし、この場にいるだけで私もドキドキしちゃっています。これからも努力を重ねて、心も体もより磨きをかけてほしいです。日々、自分の"キラキラ"を輝かせられるように、頑張ってください」とコメントした。
「TGC」は、これまでモデルオーディション「ミスTGC」を行ない、菜々緒や野崎萌香などの若手モデルを輩出してきた。今回で開催10周年を迎え、「TGC」来場者の「モデル、歌手になりたい」「ブランドで働きたい」などといった夢を叶える場所にしていきたいというコンセプトの下、「TGA」をスタートさせた。