カシオ計算機は、高温・高湿に強いサウナ用ウオッチ“サ時計”を開発し、12月2日12:00〜2025年2月27日の期間、応援購入サービスのMakuake(マクアケ)でクラウドファンディングを実施する。また11月22〜24日の間、新宿マルイ本館地下1階で開催中のイベント“全国サウナ物産展2024”で、同ウオッチを展示する。
“ととのう”ためのデザインと機能
同ウオッチは、カシオ計算機が掲げるパーパス“驚きを身近にする力で、ひとりひとりに今日を超える歓びを”を実現するため、“高温・高湿の環境で使用できない腕時計、スマートフォンは持ち込むことができない”というサウナ愛好家が抱える課題に着目。いつでも時間を確認できる利便性を提供したいと感じた開発者の思いから生まれた。
デザインは、サウナのゆったりとした時間の流れをイメージし、小ぶりで丸みのあるフォームに仕上げた。バンドは、着脱のしやすさに加えてスタイルにもこだわり、温浴施設で使用されるカールバンドを採用した。“サ時計 カシオオリジナルモデル”(限定各1000本、9800円)は2色をラインアップするほか、同プロジェクトに助言を行ったサウナ検索サイト「サウナイキタイ」のロゴとカラーをあしらったモデル“サ時計 サウナイキタイモデル”(限定300本、1万1300円)も用意する。
機能性は、“ととのう”ことを第一に考え、あえてアナログ仕様の時刻表示と12分計に機能を絞り込み、情報量や操作を簡潔にしたほか、12分計で経過時間を計測しながらボタン一つで現在時刻を確認できる利便性を実現。また、耐熱電池を採用しサウナ室内の高温環境(設定温度100℃以下のサウナで15分以内)でも使用できるほか、防水設計のケースには透湿性の低い樹脂を用いることで、風防の曇りを抑えるよう仕上げた。
同プロジェクトは、150万円以上の支援で成立。成立した場合、発送時期は2025年6月を予定する。不成立の場合は全額返金を行う。