「ミハラヤスヒロ」は1月、ブランド名を「メゾンミハラヤスヒロ」に変更する。さらにクリエイションを強め、自由に表現できるラインとして打ち出していく。それに伴い、既存の「ミハラヤスヒロ」は、ブランドの定番アイテムを打ち出すラインにポジショニングを変更。さらに古着を用いたハンドメードのリメイクライン「モディファイド」、ストリートテイストを盛り込みヤング世代に向けた「マイン」、ビジネスシューズに特化した「ビジネス」をスタート。ラインを細分化することで、メーンコレクションの重要性を高め、テーマを明確にしていく狙いだ。アトリエチームの個性を各ラインに反映しつつ、三原康裕自身はよりクリエイティブなコレクションに注力していく。「モードやアバンギャルドを求めているのはごく少数だと思っているし、もはや絶滅危惧種かもしれない。でも、自分が何をやるべきか、表現すべきかに集中し、アイデアや伝えたいものをメッセージにしていきたい」と三原デザイナー。今後、ライン数を増やす可能性もあるという。