情報過多の時代において、読者やクライアントの信頼を得るためには、“誰”が作ったのかも大事な要素の一つである。大手雑誌から新興メディアまで、読者の心をつかむヒット記事を生み出す編集者とはどのような人物なのか。「WWDJAPAN」はアンケート取材を実施し、それぞれの編集部が誇る“〇〇なエース”を紹介してもらった。メディアの顔である編集長から若手有望株まで、21人がそろう。(この記事は「WWDJAPAN」2024年11月25日号からの抜粋です)
美ST
矢實佑理/「美ST」編集部 編集
❶入社年:2012年 ❷主な業務:大特集リーダー担当、付録担当 ❸“〇〇のエース”を紹介します:キャッチコピーのエース ❹その理由:「矢實ページだ!」と分かるキャッチーなページづくりが得意。全て読者調査に基づいた見出しの立て方&切り口ゆえ、説得力も抜群です。(推薦者・千田真弓編集長) ❺エースぶりを象徴するエピソード:「梅雨時の困り髪」「大人のファンデ選び」のように、読者に寄り添う企画の反響はもちろん、“今”を議論する連載「定点観測」はウェブ転載すると大バズリ。一番バズったのはスーパーで見たポスターがきっかけで生まれた「従業員の身だしなみ」回。(推薦者・同上) ❻仕事のモットー:読者第一。「読者はこのメイクやる?」「お金を出してこの企画を買う?」など生活者目線を忘れないこと ❼いつも意識していること:企画タイトル案を出す際は目線の違う3本を考える。編集部提案で一つ、読者の気持ちで一つ、あと一つは自分らしさが出るように ❽仕事を続ける最大の理由:楽しいからです!ちょっとしたアイデアだけでなく、社会への疑問、時には怒りも形にできること
クロノス 日本版
鶴岡智恵子/クロノス(Chronos)編集部
❶入社年:2023年 ❷主な業務:「Webクロノス(webChronos)」の編集及び管理業務 ❸“〇〇のエース”を紹介します:ウェブのエース ❹その理由:記事も書けるし、取材もできる。編集できて人当たりも良い彼女は、弊社のエースです。(推薦者・広田雅将編集長) ❺エースぶりを象徴するエピソード:毎日猛烈に働いてます(笑)(推薦者・同上) ❻仕事のモットー:なんでもやってみる!広田編集長が「何かあっても責任は僕が取る」と背中を押してくれるので、遠慮なく(笑) ❼いつも意識していること:取材に基づいた記事を大切にしてきた媒体の一員として、「取材前の下調べ」は怠らないようにしています ❽仕事を続ける最大の理由:時計業界がいっそう盛り上がるための一助になりたいという理由から時計専門メディアで働いています。時計の楽しさが伝わる記事を発信することで、時計ファンを増やしたいです
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