「ナイキ(NIKE)」は8月4日、新キャンペーン"JUST DO IT. キミの一歩を踏み出そう"をスタートするにあたり、さまざまなスポーツのジャンルで活躍するアスリートのトークイベントを日本青年館で開催した。約200人の現役大学生が参加した。
同トークショーにはスキー・ジャンプ女子でW杯2連覇中の高梨沙羅選手や、サッカー・浦和レッズ所属の李忠成選手、パラリンピック・陸上日本代表の中西麻耶選手、ボクシングのWBA世界スーパーフェザー級チャンピオンの内山高志選手、バスケットボール日本代表の大神雄子選手、元プロ野球選手で現在は野球解説者の小宮山悟の、計6人のアスリートが登壇。高梨選手は「ソチ五輪では結果を出せず、何もできずに帰国してしまった。すごく落ち込んでしまったが、たくさんの人に支えられたことで、次の一歩を踏み出すことができW杯では結果を出すことができた」と語った。ほかにも、2012年のアジアカップでゴールを決め、優勝に導いたことが転機となったという李選手や、大学入学までは芽が出なかったものの必死に練習を重ねたことで周囲より強くなったという内山選手などが、人生においての"一歩を踏み出した瞬間"についてのエピソードを語った。
また、第2部のトレーニング・セッションでは、トークショーを行なった6人のアスリートに加え、サッカー・浦和レッズ所属の森脇良太選手や女子マラソンの渋井陽子選手らが参加。明治神宮外苑室内球技場・フットサル信濃町コートなどで、ランニングやフットサルなどのトレーニングを大学生達と一緒に取り組んだ。フットサルに参加した李選手は笑顔で大学生とプレーを楽しみながらも、時折プロならではの高いテクニックを披露し、会場を大いに沸かせた。イベントに参加した都内大学4年生の女性3人組は「普段はサークルで運動をする程度だが、今日はいつもと違う人と交流を持ててよかった」と汗をぬぐいつつも喜んでいた。