マークスタイラーが開催する招待制ファッションイベント「touchMe(タッチミー)」の2013-14年秋冬シーズンが本日開幕した。オープニングのレッドカーペットには、モデルの吉川ひなのが「マーキュリーデュオ」の黄色いワンピースを着用して登場した。1日目の今日は、荻原桃子がプロデューサーを務める「ムルーア」でスタート。この後18時30分から「ダズリン」、21時から「エモダ」のショーを行なう。
13-14年秋冬「ムルーア」は、オプティカルアートや格子柄などアートで表現したレトロなテイストを、モダンなストリートスタイルに落とし込んだ。ショー前半は、すべてモノトーンで構成。前身ごろがストライプで袖がボーダーのトップスにチェック柄のコクーンミニスカートを合わせたり、隙間を開けて編んだチェック柄のようなニットプルオーバーに青が鮮やかなチェックのフレアスカートを合わせたり、黒と白、青の市松模様をセットアップにしたり、多様の柄を合わせた組み合わせが今シーズンらしい。後半は、赤や青、緑などをキーカラーに加えた。また、パワーショルダーを施した編み地が太いボリュームニットのミニフレアワンピなど、構築的なシルエットも独特だ。これらのトレンドの素材や柄を使った服は、厚底シューズやリュックサックと合わせたストリートスタイルで、「ムルーア」らしいリアルクローズを表現した。
明日18日は、16時30分から「マーキュリーデュオ」と「ラグナムーン」、19時から「アングリッド」と「ジャイダ」「ジュエティ」「メリージェニー」「エリアーヌジジ」のそれぞれの合同ショーが披露される。その後21時から、参加ブランドそれぞれが渋谷のクラブやカフェでアフターパーティを行なう。