ノルウェーの首都オスロで、ファッションの祭典「オスロ・ランウエイ(Oslo Runway)」が開催された。同イベントは2015年の発足以降1年に一度開催しており、一般参加も可能だ。今回はファッションショーとプレゼンテーション、トークショーなど全37のプログラムを実施した。
オスロは、他の北欧諸国に比べて移民が多い多文化都市である。そのため、ローカルの若者が大半だった来場者は人種もさまざまだ。スタイルは多様で、北欧ファッションらしいミニマリズムやニュートラルカラーの落ち着いた雰囲気、ストリートスタイルからグランジ風のアンダーグラウンドなムードまで、ブランドを問わず古着アイテムをミックスした装いが多かった。服は古着ベースの一方で、バッグは「プラダ(PRADA)」「ディオール(DIOR)」「バレンシアガ(BALENCIAGA)」といったラグジュアリーブランドで、品の良さプラス。バッグにチャームやキーリングを重ね付けする装飾は、他都市でも多く見られた今季のトレンドである。