アイテムのバリエーションが多くないメンズ市場では、どう着るかの具体的な提案が必須だろう。そこで、メンズを得意とするスタイリスト3人に、特集に登場する32ブランドの中から、ベスト3を選んでもらった。ブランド名を伏せたまま選んでいるため、全て忖度なし。色や素材、シルエット、新しさなど、総合的な視点でベスト「-1.5℃」スタイルを獲得したのはどのブランドなのだろうか。(この記事は「WWDJAPAN」2024年12月16日号からの抜粋で、無料会員登録で最後まで読めます。会員でない方は下の「0円」のボタンを押してください)
スタイリストプロフィール
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軽装の春夏に意識したい“重さ”
WWD:「エディフィス(EDIFICE)」は全員が選びました。
池田尚輝(以下、池田):白と黒がコンビになっているシャツの透け感に、あえて白のシアー感のあるシャツをレイヤードしている提案が好きでした。ただ肌を見せて涼しさを主張するだけでなく、猛暑を見越したメンズファッションの提案としては新しいと思います。
内山晴輝(以下、内山):僕も池田さんと同じ意見ですね。春夏のファッションとして新しい提案をしている点が好感でしたし、着こなし自体は一見するとシンプルなのに、レースの白と黒の使い方で軽い印象になり過ぎていないのがいい。メンズの春夏シーズンは、暑いとどうしても軽く見えてしまいがちです。でもこのスタイルは、実際の涼しさを保ちながら、見た目が軽過ぎないのが良かったです。
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