アパレル企業や大手セレクトを中心に、「長い夏を見越した打ち出し」「猛暑を想定した着こなしの提案」というテーマで、一押しのスタイルを聞いた。カジュアルからドレスまで32ブランドの酷暑対策は、天然素材やドライタッチの機能素材を用いた提案だったり、清涼感のあるムードを盛り込んだりと、ブランドよってさまざまな提案が見られた。(この記事は「WWDJAPAN」2024年12月16日号からの抜粋です)
「アダム エ ロペ(ADAM ET ROPE)」
大人が忘れてしまうマインドを呼び覚ます
今季のテーマは“マイ イノセンス”。1990年代のストリートカルチャーに着想し、“ワーク” “ミリタリー” “アイビー”をブランドなりに再解釈した。ダック素材のショップコートやダブルニーのパンツなど、無骨なアイテムを数多くそろえた。昨年好調だった化繊素材のセットアップやシャツアイテムは型数を増やして継続。
「麻布テーラー(AZABU TAILOR)」
フォーマルに軽やかさと快適性を
“スタイル&プレー”をシーズンテーマに、フォーマルながら軽やかに仕立てた大人のスーツスタイルを提案する。ライトグレーやベージュカラーの比率が高かった2024-25年秋冬に対して、今季はライトブルーやネイビーに注目。吸湿速乾性や防汚性に優れたウールや、風通しのいいリネンなどの天然素材の質にこだわり、酷暑でも快適かつ上品に。
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