サロングループ「ユナイテッドダンクス インターナショナル」は24年11月、美容師コンテスト「ユナイテッド・ダンクス・コンテスト(UNITED DANKS CONTEST)」を横浜武道館で開催した。20回目となる今回は、複数エントリーが可能なフォト部門を除き、423人が参加した。
「ユナイテッド・ダンクス・コンテスト」は、日々のサロンワークでの施術とは異なる自由な発想と独創的な技術で作られたヘアデザインを発表し、美容技術を競うコンテストだ。今回は、モデルカット部門、アップスタイル部門、ウィッグカット部門、ワインディング部門、フォト部門に加え、新たにチームモデルカット部門を新設した。プランナー、カット、カラー、メイク、スタイリストの技術者5人まで(兼務可能)が1つのチームを組み、1人のモデルのヘアメイクを仕上げる部門だ。また、「ユニセックスなファッションが主流となる今、ヘアスタイルをレディースとメンズで時代の価値観や感覚に即していないと判断」(同団体)し、レディースモデルとメンズモデル部門を今回からモデルカット部門として統合した。
137人が出場したモデルカット部門のグランドチャンピオンは「アッシュ 中目黒店」の高橋臣介さんが受賞した。「コロナ禍に開催された21年もグランドチャンピオンをいただいて嬉しかったが、やはりステージで名前を呼ばれたいという思いがあった。それが実現できてうれしい。ここで培った技術と感性で、より素敵でハイクオリティなスタイルをお客様に提供出来るようにこれからも楽しんでやりたい」とコメントした。
43組が参加したチームモデルカット部門は「アッシュ 池上店」のチーム、63人が参加したアップスタイル部門は「クレア 能見台店」の笹川眞子さんがグランドチャンピオンを受賞した。122人が参加したウィッグカット部門は「ラック 本厚木店」の柴田波月さんが最優秀賞を受賞した。40人が参加したワインディング部門は「バサ 花小金井店」の田中花璃さんが優勝し、150作品以上のエントリーがあったフォト部門のグランプリは「アッシュ 下北沢店」の福島成美さんが受賞した。