ハーレーダビッドソン ジャパン(HDJ)は10月2日、恵比寿のアクトスクエアで2015年モデルのメディアローンチイベントを開催した。111周年を迎えた現在も変わらず"顧客主導主義"を掲げる「ハーレーダビッドソン」。会場のステージでは、ツーリングモデルのライディング・エクスペリエンスを根本的に改善するということを目的にしたプロジェクト「Project RUSHMORE」から、その精神が宿る新モデル3体を公開した。
2015年は、ブランドの歴史、ルーツを知るファンの心をしっかりとつかんで離さない新モデル8機種を含む全35種類をラインアップ。顧客からの復活を願う声に応え、「ストリートグライド スペシャル」を2年ぶりに発売する。イベントでは、「ロードグライド スペシャル」「ストリートグライド スペシャル」「エレクトラグライド ウルトラ クラシック ロー」の特徴を紹介。ライダーの体形に合わせて、ライディング・ポジションを調整できるモデルを提案することで、初めて「ハーレーダビッドソン」のバイクに乗るライダーや、新たな世代へ向けてアプローチしている。
登壇したスチュアート・ファレルHDJ マネジング・ディレクターは、「企業として(他社と)差別化することは一つ。全ては製造工場などで生まれるのではない、お客さまから生まれるということ。企業理念の一部である"顧客主導主義"。この理念はとても重要なもの。他にないものとは、"走りの現場で生まれるお客さまとの関係"だ。信頼関係で結ばれたディーラーシップが、独自のソーシャルな経験を作り出す素地となる」と語った。
「ハーレーダビッドソン」を象徴する鮮やかなオレンジカラーのスカーフを首に巻いたアンドリュー・ワイレガラ在日米国大使館商務担当公使は、「110年以上の歴史がある『ハーレーダビッドソン』は、アメリカを象徴する特別なブランドの一つ。アメリカの思想である、自由、成功、パイオニア精神、といった概念を代表している。忠誠心の高いお客さま、新しい世代のお客さまが日本で生まれますように」と、新モデルの発表を祝した。
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