LVMH モエ ヘネシー・ルイ ヴィトン(LVMH MOET HENNESSEY LOUIS VUITTON)は、若手を支援するために創設したLVMH ヤング ファッション デザイナープライズ(LVMHプライズ)のファイナリスト8人を発表した。日本からは初めて「ファセッタズム(FACETASM)」の落合宏理がノミネートされた。その他パリから「アアルト(AALTO)」のトーマス・メリコスキ(Tuomas Merikoski)、 「Y/プロジェクト(Y/PROJECT)」のグレン・マーティン(Glenn Martens)、 「コーシェ(KOCHE)」のクリステル・コーシェ(Christelle Kocher)、ニューヨークから「アリクス(ALYX)」のマシュー・M・ウィリアムス(Matthew Williams)と「ブランドン マックスウェル(BRANDON MAXWELL)」のブランドン・マックスウェル(Brandon Maxwell)、カナダから「ヴェジャス(VEJAS)」のヴェジャス・クルシェフスキー(Vejas Kruszewski)、ロンドンから 「ウェールズ・ボナー(WALES BONNER)」のウェールズ・ボナー(Wales Bonner)が選ばれた。
クルシェフスキーは19歳の若手で、「オープニング セレモニー(OPENING CEREMONY)」をはじめ、オーストラリアや日本でもコレクションを販売している。また、ウィリアムスとマックスウェルは共にレディー・ガガ(Lady Gaga)と交流を持つ。マックスウェルは現在ガガのスタイリストを務め、ウィリアムスはかつて彼女のクリエイティブ・ディレクターとして、ミュージックビデオや衣装を手掛けた。ウィリアムスが手掛ける「アリクス」は伊勢丹やドーバー ストリート マーケット、コレットなどで販売されている。
8人のファイナリストは6月16日、フォンダシオン ルイ・ヴィトン(FONDATION LOUIS VUITTON)でコレクションを発表する。 なお、受賞者は夏に発表予定で、賞金30万ユーロ(約3750万円)と1年間のコーチングを獲得する。