2014-15年秋冬ロンドン・ファッション・ウィーク(LFW)が2月14日、開幕した。メイン会場のサマーセットハウスを中心に、約80ブランドがランウェイやインスタレーション形式で最新コレクションを発表するほか、約150ブランドがデザイナー・ショールームで展示会を行なう。
オープニング・イベントは、初日の朝8時にスタートした。英国ファッション協議会(BFC)のナタリー・マッセネット議長(写真)は、「今季も才能溢れるデザイナーのクリエイションが来場者を魅了するでしょう。ファッション・ウィークをオープンするのは、若手デザイナー支援プロジェクト『ファッション・フォーワード 2014』を受賞した『J. JS リー(J.JS Lee)』。そして、『ニュージェン 2014』を受賞したブランド『1205』や『ルーカス・ナシメント』『ライアン・ロー』『シモーネ・ロシャ』『マーケス・アルメイダ』を始めとする注目ブランドが続く。また、新たに『ジョゼフ』や『イッサロンドン』『トーガ』をオフィシャル・スケジュールに迎えることができた。現在、LFWの経済効果は約260億ポンドで、5年前の約210億ポンドから約22%増加したといえる。今後もイギリスにとって大切なファッション産業を一層盛り上げていきたい」と語った。