文化学園大学服装学部服装造形学科のファッションショーが、4月17日、18日の2日間、文化学園遠藤記念館で行われた。今回のファッションショーは、文化女子大学時代の1986年の開始から30回目、同大が2012年に男女共学となって初めての開催となった。テーマは、「紡ぐ」。服装造形学科6コースの334人の学生が、作品の企画、制作はもちろん、ショーのモデル、演出、照明、音響など全て手掛け、インド、中国、ブラジルなど9つの地域や民族服を日本の伝統文化とかけ合わせた作品を発表した。入場者数は、2日間で、昨年より約300人多い6700人。大沼淳・文化学園大学学長は、「男女の学生が一丸となり、作品はデザイン、技術とも多様化し、パワーアップしている」と評価。また、同ファッションショーを指導した鈴木直恵・同服装学部服装造形学科教授は、「6コースが、一つのコンセプトに向かって協力し、大きな成果を上げた」と話した。