三陽商会は18日、7ブランドを集めた旗艦店「三陽銀座タワー」を明日の開店に先駆けて関係者に公開した。銀座8丁目の中央通り沿いの「バーバリー銀座店」を全面改装した店舗で、同社にとってはポスト・バーバリーの戦略拠点になる。店舗は9フロア・売り場面積1438平方メートル。売上高30億円を計画する。会見した杉浦昌彦・社長は「当社の製品の半分は国産。その良さを国内外のお客さまに発信する場にしたい」と話した。
地下1階〜地上2階は「バーバリー・ブルーレーベル」「バーバリー・ブラックレーベル」を刷新した「ブルーレーベル・クレストブリッジ」「ブラックレーベル・クレストブリッジ」を入れて、訪日外国人観光客を取り込む。3〜5階には「バーバリー・ロンドン」の後継と位置付ける「マッキントッシュ ロンドン」「マッキントッシュ フィロソフィー」、6階はeコマースで販売するオリジナルブランド「サンヨー・エッセンシャルズ」とカスタマーズサロン、7階はオフィス、8〜9階は「ポール・スチュアート」が入る。