国際的なファッション素材見本市「ミラノ・ウニカ」内に設置する、日本企業が集積したジャパン・パビリオンブース「ジャパン・オブサーバトリー」に、日本から34社・団体が参加する。519平方メートルの特設ブースに、世界一軽いシルク織物で知られる齋栄織物や伊藤忠商事、瀧定名古屋、辰巳織布、東光商事、米沢織物工業組合などが13社が新たに参加する。川島朗JFWテキスタイル事業事務局長は「『ジャパン・オブサーバトリー』は前回9月が初めてだったが、『グッチ』『プラダ』『マックスマーラ』『ランバン』などの有力ブランドのテキスタイル担当者が訪れるなど、大きな手応えを得た。新たな出展者も『エルメス』『ルイ・ヴィトン』などに納入している企業がほとんど」という。初めてになった9月の同パビリオンにはラグジュアリーブランドのバイヤーを中心に4000人超が来場し、1179件の商談があったという。「ミラノ・ウニカ」は2015年2月4?6日にミラノ市内の展示会場で開催。世界中から約2万人が来場する。
■ジャパン・オブサーバトリー概要
日時:2016年2月4?6日
場所:フィエラミラノシティ、ミラノ・ウニカ会場内の特設エリア
出展企業(34社・団体):米沢織物工業組合(青文テキスタイル、安倍吉、嵐田絹織)、齋栄織物、東レ、東レ合繊クラスター(小松精練、テックワン、丸井織物、サカイオーベックス、福井経編興業、一村産業)、SHINDO、福井県繊維卸商協会(旭化成インターテキスタイルズ、冨田商事、中健商店、畑岡、ひかり商事)、福田織物、古橋織布、一宮地場産業ファッションデザインセンター(長大、遠山産業、中伝毛織、日興テキスタイル、林実業、宮田毛織工業)、瀧定名古屋、伊藤忠商事北陸テキスタイル課、宇仁繊維、瀧定大阪、辰巳織布、東光商事、八木通商、カゲヤマ、エイガールズ