1965年、ジャンフランコ&フィオレラ・マロナティ夫妻が、スカートの製造販売からスタートしたイタリアの「マルゴン」は、徐々にトータルブランド化し、現在、世界でビジネスを拡大し、日本では2013-14年秋冬から三崎商事が取り扱いを始めた。
現在、ビジネスを受け継いでいるのは長男のダヴィデ。9月のミラノ発表に先立って、2015年春夏コレクションをお披露目するため、三崎商事の展示会に合わせて来日した。「日本は、重要市場なので最初に発表している」とダヴィデ。最新作のポイントについて、「フレッシュでパンチのある色使い、ディテールへのこだわり。すべてメード・イン・イタリー独自の伝統の技がある」とアピールした。
主なアイテムの価格はジャケット15万〜20万円、コート18万〜23万円、ニット8万円など。今秋、東急百貨店本店、小田急百貨店新宿店、名鉄百貨店、大阪タカシマヤなどでも販売される。来年の創立50周年に向けて、成長戦略を検討中だ。