グッチ(GUCCI)は今年、日本上陸50周年を迎える。1964年、サンモトヤマの茂登山長市郎・会長が銀座のみゆき通りに日本初のグッチ ショップをオープンしたのがその始まりだ。そこで、年間を通じて、さまざまなイベントを予定している。
3月にグッチのクラフツマンシップを体験する「グッチ:ハウス・オブ・アルチザン」を伊勢丹新宿店で開催。レザーグッズ、シューズ、スカーフ、ジュエリーの職人が一堂に揃うビッグイベントだ。50周年を記念したカプセル コレクションも同時に登場。日本上陸の2年後に誕生した「フローラル」プリントからインスピレーションを得たもので、ハンドバッグ、ウィメンズウエア、スカーフ、シューズ、ジュエリーのフルラインアップを用意。スカーフについては、その売り上げを100%「ユネスコ協会就学支援奨学金:グッチ奨学生」に寄付する。
5月には東京・表参道のフラッグシップショップであるグッチ青山を最新のコンセプトストアにリニューアル。グッチのクリエイティブ・ディレクター、フリーダ・ジャンニーニとラボ・エルカンのデザインによる、メイド・トゥ・メジャーも日本初上陸し、レッドカーペットなどで着用しているクチュール クラフトマンシップを駆使した「グッチ プルミエール」の展覧会も行なうなど盛りだくさんだ。
7月には日本の伝統文化・工芸の発展を目的とした、中田英寿が代表を務める「リバリュー・ニッポン・プロジェクト」のチャリティガラのメインスポンサーを昨年に続き務め、チャリティオークションのための特別な作品も作るという。今年後半にはジャンニーニの来日も予定している。
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