三越伊勢丹ホールディングスは、10月30日から伊勢丹の象徴であるタータンをリニューアルする。今後は、ショッピングバッグなどの新用度品や企画商品に使用し、のれんやCIロゴと同様に「イセタン」を表すブランディングツールの一つとして活用する。
タータンは、これまで使っていた「マクミラン/アンシェント」の色と柄をアレンジしたものから、スコットランドで新たに布地を織り、オリジナルの「マクミラン/イセタン」としてリニューアル。なお、新タータンは、全世界のタータンを一括統制するスコットランド・タータン登記所から正式登録が行なわれた。
伊勢丹のタータンは、1958年頃に新宿店のティーンエイジャーショップがタータン柄のショッピングバッグを導入したことから始まった。その後、伊勢丹の代名詞として全館で使用されるようになり、昨年11月には、スコットランド政府登録の非営利団体スコットランド・タータン協会から、長年の功績が称えられ、「パッケージ部門(Best use of tartan in packaging)」を受賞した。