ジュンは4日、ウィメンズブランド「リリシズム」のインスタレーションを同社の直営店「コテージ・バイ・オプティチュード」で開催した。同ブランドは、2006〜08年の期間に都内でファッションショーを行ない、百貨店などの販路を開拓。その後は、展示会をベースにデザイン活動を行なっていた。今回、ファッション関係者を招待してイベントを行なうのは、約5年ぶり。
佐々木真由美「リリシズム」ディレクターは、「ブランド開始から8年という歳月を迎え、あらためて世界観を見せたいと思った。今回のイベントで火が点いて、またファッションショーを行なうかもしれない」と語った。佐々木ディレクターは、同店舗のバイヤーも兼務しており、ショップを有効に使ったインスタレーションを思いついたという。
ホワイトや生成りのティアードドレスをモデルに着用させ、オブジェのように配置したアイデアや、映像で映し出した蝶を追いかける姿もあった。思春期特有のあどけなさと妖しさのアンバランスな美しさを表現している。