フランドルは高島屋の新宿店と横浜店で、「イッツインターナショナル」の期間限定店をオープンした。ともに5月11~17日の7日間で合計1400万円を売り上げた。同期間限定店は、いずれも旭化成の「ベンベルグ」を軸に訴求した試みで、デニムに「ベンベルグ」をミックスした「メープル」や「ホールガーメント」などを打ち出した。高島屋新宿店の担当者は、「新宿店開店20週年の節目に、メード・イン・ジャパンを軸にした企画を考えていた。素材に切り口にした企画は従来にはそれほどなかったが、こちらの予想以上に引き合いは強い」と語った。フランドルの原田敏・執行役員企画本部副本部長は、「アパレル市況は全般的に低調だが、仕掛けた部分については非常に手応えを感じている。企画の現場も"仕掛ければ成果が出る"と士気が上がってきた」という。