日本橋高島屋は10月7日、現在の店舗の中央通りを挟んだ向かい側にタカシマヤ ウオッチメゾンをオープンする。同店6階の時計・宝飾売り場から時計売り場を移設。取り扱いブランドは約30から83(日本初上陸3ブランドを含む)、売り場面積も約300�uから800�uと大幅拡大。売り上げも、現在の倍以上の規模の52億円を目指す。
売り場は、新規顧客、特に近隣のビジネスパーソンや機械式時計に興味を持ち始めた層に応える1階と、時計を資産価値と捉える富裕層に向けた2階の2層構造。1階は「ロレックス」「オメガ」「シャネル」「カルティエ」を筆頭に、「ブランパン」や「モンブラン」「ボーム&メルシエ」「ハミルトン」「セイコー」「カシオ」などの商材を取りそろえる。また2階は、「ヴァシュロン・コンスタンタン」「ウブロ」「オーデマ ピゲ」「グランドセイコー」「クレドール」「ジラール・ペルゴ」「ジャガー・ルクルト」「ゼニス」「パテックフィリップ」「ブレゲ」「フランクミュラー」「ブライトリング」などを販売する。
店内には、「ロレックス」専門のサービスコーナー、メンテナンスを相談するスペース、書籍や専門誌のバックナンバーが閲覧できるライブラリー、過去のコレクションを展示するアーカイブコーナーなどを設置。インバウンド需要を狙い、近隣15のホテルには情報誌を配布するほか、コンシェルジュへの情報提供を図る。
他店同様、同店の時計売り場は年前同期比120%以上の成長が続いている。本館6階は、時計売り場を移設後、宝飾や紳士服フロアを拡大する予定だ。