三越伊勢丹は東京クリエイターとコラボレーションしたプライベートブランド「ルーガ」を今秋冬からスタートする。ブランド名は、スワヒリ語で「言葉」を表す。コレクションはスタイリングのベースとなる"スタンダード"と時代の空気感を取り入れた"トレンド"の2ラインで構成。ニットアイテムを強みに、プリーツスカートや通勤にも履けるきれい目のサイドラインパンツ、ムートンコートなどを広く揃える。価格はトップスやボトムス2万?3万円台、コート10?20万円台など。8月5日から、伊勢丹新宿店リ・スタイル、三越銀座店モンミモワール、イセタンサローネ、イセタン羽田ストアで販売する。
さらに六本木ミッドタウンに4月にオープンしたイセタンサローネは、8月に初の秋冬商品の取り扱いをスタートする。今春夏を振り返り、河村玲・三越伊勢丹婦人・子供統括部 中小型店舗担当兼新規ビジネス推進担当マネジャーは、「客層は、六本木周辺に住んでいる生活感度が高いお客さま。スーパーの帰りに立ち寄っていただく方も多く、"上質なコンビニ"感覚で利用してもらっている。新宿店はアジア人観光客が多いが、六本木はドバイのお客さまも多い」。好調ブランドは「サカイ」「ハイク」の他、「タロウホリウチ」「アカネウツノミヤ」「マメ」など。「お客さまの単価は平均5万円で、これは新宿店のラグジュアリーフロアと同じ金額。今後は他店からの商品取り寄せサービスなども強化し、サロンのような感覚でお客さまに利用してもらう店を目指す」という。