AKB48の篠田麻里子がプロデューサー兼デザイナーを務める新ブランド「リコリ」が、デビューシーズンになる2013年春夏を発表した。ブランドコンセプトは「女の子に魔法をかけた1枚の服」。異素材ミックスやレイヤード、装飾使いなどデザイン性のあるディティールにこだわり、かわいいだけに留まらないスウィート系の大人スタイルを提案する。13年春夏は、レースやシフォンなどの柔らかな素材をミックスし、スポーティなスウェットに切り替えたり、ボーダーのトップスの袖にフリルであしらったり、トレンドの素材を積極的に取り入れた。商品の価格帯は、カットソーが7000〜1万5000円、ワンピースが8000〜1万6000円、ジャケットが1万2000〜3万円、シューズが8000〜2万5000円。13年2月末には、ルミネエスト新宿に1号店をオープンする。今後は全国各地に出店を拡大していく方針だ。
専門学校でファッションを学んでいたという篠田は、「AKBではなかったら、デザイナーになっていたと思う」という程、ファッション好きだ。「昔から服作りが好きで、デザイン画もよく描いていたが、『リコリ』は今までの構想をすべてブラッシュアップして一から考えて作った。どこにもないデザインと手頃な価格が特徴的。ポイントは派手すぎないかわいらしい装飾で、カーディガンなどもひとつで主役になれるようなアイテムが揃う。幅広い年齢層に着てもらえるようなコーディネイトを提案していきたい。積極的に出店して、ショップイベントも行なっていきたい」と意欲的だ。