ストライプインターナショナル(旧クロスカンパニー)が運営する日常着の定額レンタルサービス「メチャカリ(MECHAKARI)」は、3月7日からスタートする初のCMに欅坂46を起用した。総合プロデューサーに秋元康を迎え、メンバー21人の21タイプとそれらを一つにまとめた総集編の22パターンのCMを制作。東京で暮らすリアルライフを表現した。CMソングは欅坂46のデビューシングル「サイレントマジョリティー」を採用する。
石川康晴ストライプインターナショナル社長は「このサービスを開始するまでに約2年の調査・開発の時間を掛けた。若い人の価値感が所有から共有へ変わりつつある時代でアパレル業界でなかなか踏み込めなかった部分、レンタルサービスに挑戦をする。昨年9月の開始以来、結果として65%が(当社の)新規顧客、35%の既存顧客も共有と所有を使い分けながら使用している。今回のCMと先行して始めた初月無料キャンペーンによる認知度の大幅向上を狙う。年度内に1万人の会員数増加を目標(今年1月時点での会員数は約2000人)とし、将来的には30万人の会員の獲得と、200億円のプラットフォームの形成を目指す。また、今後海外も視野に入れる」と話した。
「メチャカリ」は、アプリをダウンロードしたユーザーが月額5800円で同社のブランドのアイテムを1度に3着までレンタルできる。返却期限はなく、気に入ったアイテムはレンタルから60日以上経過すれば、そのままもらえる仕組みだ。また、返却された商品は「ストライプクラブ(STRIPE CLUB)」や「ゾゾユーズド(ZOZOUSED)」で新古服として販売される。現在の対象ブランドは「アース ミュージック&エコロジー(EARTH MUSIC&ECOLOGY)」「イー ハイフン ワールド ギャラリー(E HYPHEN WORLD GALLERY)」「セブンデイズ サンデイ(SEVENDAYS=SUNDAY)」「グリーン パークス(GREEN PARKS)」の4ブランドだ。