英国ファッション協議会(ブリティッシュ・ファッション・カウンシル、BFC)は14日、英国を拠点に活動するデザイナーたちに行った英国のEU離脱に関する調査の結果を発表した。同調査では、依頼した約500人中290人から回答が得られた。結果は、90%がEU残留を支持し、4.3%がEU離脱に賛成。その他の2.4%は未定と答え、2.8%は非回答だった。
6月10〜13日に行われた2017年春夏ロンドン・メンズ・ファッション・ウイーク期間中には、クリストファー・レイバーンらデザイナーもさまざまな方法でEU残留支持を表明した。「シブリング」のコゼット・マッククリーリーとシド・ブライアン、「イートウツ」のパトリック・グラントはショーのフィナーレに登場する際、「残留」を意味する「IN」と大きく書かれたTシャツを着用。また、若手デザイナーのダニエル・W・フレッチャーは、公式ショー会場の外で、家族や友人、モデルとともに「STAY」などのスローガンが書かれた横断幕やプラカードを掲げ訴えた。