ファッション

イオンのシニア向けイベント「G.G.コレクション」が幕張メッセで開幕、過去最大規模に

 60代を中心としたアクティブシニア向けの商品やサービスを集めた国内最大級のイベント、イオン「グランド・ジェネレーションズ コレクション 2014」(以下、「G.G.コレクション」)が、幕張メッセで開幕した。期間は4月13日まで。今年で3回目となる今回は、会場を東京国際フォーラムから幕張に移設。昨年12月にオープンしたイオンモール幕張新都心と近隣ということもあり、連動した体験型のイベントや企画が数多く行なわれている。出展ブース数はイオングループで35、メーカーや自治体による26の計61で、過去最大規模になった。イオングループが中心となり、60歳以上に向けた「コト・モノ」を展開する。

 注目は、イオンからデビューするめがねブランド「グラスアップ」。「遊び心で老眼を楽しむ」をコンセプトに、ワンタッチでレンズを跳ね上げる「ガルウィングフレーム」や、ネックレスのように首にかけたり、頭にのせたりできる「3WAYフレーム」を発表した。また、文化服装学院の伊藤由美子・教授監修による体型をキレイに見せる70代のオシャレ着ブランド「ビーアスBEAACE)や、有名マスターソムリエによるノンアルコールワイン、上質な睡眠を提案する敷布団兼マットレス、「トップバリュ」商品を使ったハワイアンな朝食など、衣食住を提案する。

 幕張メッセのイベントステージでは、島田順子による「パート2 バイ ジュンコ・シマダ(PART2 BY JUNKO SHIMADA)」のファッションショーや東儀秀樹によるスペシャルコンサート、ゴタイゴのプレミアムライブなどが行なわれる。また、イオンモール幕張新都心でもさまざまな特別ステージが開催予定だ。

 岡崎双一イオン専務執行役は、「日本はまだまだ高齢化社会に進んでいる。政府の家計調査によると、60歳以上の消費額は全体の約47%を占めている。『G.G.コレクション』では、新たな時間の使い方、商品やサービスを提案することで、今後の消費喚起につなげ、これまで以上にシニアシフトの取り組みを加速する」とコメントした。

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