「H&M」は4月13日、今秋発売する次のデザイナー・コラボレーションがアレキサンダー・ワンであると発表した。ウィメンズ、メンズのウエアとアクセサリーに加え、ライフスタイルアイテムも提供。11月6日、世界各地にある約250の「H&M」店舗とオンラインストアで発売する。
「H&M」は、「ニューヨークを拠点とする『アレキサンダー ワン』は、07年のランウェイデビュー以来、都会的なユニフォームを絶えず進化させ、再文脈化することでその存在を確立してきました。『アレキサンダー ワン』の核となる感性は、精巧さと不完全さを巧みに融合したコントラストに表れています。彼のコレクションには気取らないファッション性があり、いつもエレガントで気楽なフィーリングを反映しています」と彼を評価する。
アレキサンダー・ワンは、「『H&M』のデザイナー・コラボレーションの一端を担えることを光栄に思います。『H&M』チームとの仕事はわくわくする、楽しい過程でした。彼らは限界を押し広げたり、クリエイションの土台を設けることにとてもオープンです、このコラボレーションはブランド『アレキサンダー ワン』とライフスタイルの要素をより幅広い層の人々に体験して頂ける、素晴らしい機会になるでしょう」とコメント。
一方、マーガレッタ・フォン・デン・ボッシュH&Mクリエイティブ・アドバイザーは、「アレキサンダー・ワンは、ファッション界で最も重要な影響力を持つデザイナーの一人です。彼は人々が着たいものを完全に理解していて、そのエネルギーと情熱を傾けたデザインは多くの人々を魅了しています。今年、彼とコラボレートすることができて大変嬉しく思います」と話す。
これまで「H&M」は、04年のカール・ラガーフェルドを始め、「ステラ・マッカートニー(STELLA McCARTNEY)」や「ヴィクター&ロルフ(VICTOR&ROLF)」、川久保玲率いる「コム デ ギャルソン(COMME des GARCONS)」、「ランバン(LANVIN)」「ヴェルサーチ(VERSACE)」「メゾン マルタン マルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA)」「イザベル・マラン(ISABEL MARANT)」などと協業してきたが、米国デザイナーとの協業は初となる。そこで、発表の場を米国カリフォルニアのパームスプリングスで開催された「コーチェラ・ミュージック・フェスティバル」に決定。ワンや「H&M」のインスタグラムでムービーを発表し、ツイッターで拡散するなど、ソーシャルメディアを軸としたリリース戦略が特徴だ。
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