リクルートテクノロジーズは17日、理系の女子大生、いわゆるリケジョがプロデュースしたウエアラブルデバイスを発表した。コンセプトは"女性がアクセサリー感覚で身につけられるオシャレなウエアラブルガジェット"。友だちの接近や課題の提出期限を、スマホと連動した、ガジェットがバイブレーションなどでお知らせする。
開発したのはリクルートテクノロジーズの研究開発機関であるアドバンスドテクノロジーラボと、講談社が結成した「Rikejo製作所」所属の現役女子大生たち。「ウエアラブルデバイスには大きな可能性があるのに、最新のテクノロジーというだけで小難しくて、一般に浸透しない危機感を感じた。女子大生の感覚を取り入れることで、新しいデザイン性と日常生活に役立つことをアピールしたかった」(伊豆原大也リクルートテクノロジーズ アドバンスドテクノロジーラボグループマネージャー)という。ブレスレットや時計、ネックレスのデザインは、これまでのウエアラブルガジェットにはないデザイン性を持つ一方で、時間割リマインダーや友だちが接近すると完治してアラートを発するなど、学生ならではの発想を取り入れた。