ファッション

NY名門大学のアーカイブを展示したアイビー展。4日まで伊勢丹新宿店で

 伊勢丹新宿店は本館7階で「THE IVY EXHIBITION BY F.I.T.」を開催している。入場無料で11月4日まで。

 

 F.I.T.とは、Fashion Institute of Technologyの略で、日本名はファッション工科大学。ニューヨークに拠点を置く同大学は、パーソンズ・スクールに匹敵するアメリカの名門ファッション系大学で、マイケル・コースやアナ・スイらのデザイナーや、アパレル業界人を輩出している。同展覧会は、F.I.T.が昨年開催した同名の展示会のダイジェスト。F.I.T美術館のパトリシア・マイアーズ副館長は、「日本の百貨店とコラボレーションするのは、初めて。もしかすると、アメリカの小売店とも協業したことはないかもしれない。でも、洋服の背景やウンチクに興味を持つ、日本の男性にピッタリの展示会だと思っている」と話す。

 

 展示した洋服の大半は、第二次世界大戦前のもの。1920年代に作られた「ブルックス ブラザース」のリネンで作ったサックスーツなどは、同ブランドさえ保有していない貴重なアーカイブだ。とはいえ、カレッジストライプのジャケットやレタードニットなどは、現在支持されているスタイルそのまま。マイアーズ副館長も、「スタイルそのものが全く変わらないことは、アイビーがいかに長年、人々に愛されてきたかを物語っている」と話す。

 

 伊勢丹新宿店は、同フロアで「トム ブラウン ニューヨーク」のセカンドラインである「トム グレイ」など、アイビーテイストのメンズ服を集積したフェアを同フロアで開催している。

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。