レモンイエローとブラックのオプアート柄や、スカルやモンスターのプリントを散りばめた、パンクでエネルギッシュな印象の今シーズン。「80年代後半から90年代にかけてのカリフォルニアのスケボーガールにインスパイアされた」というヘアスタイルは、毛先にシャギーを入れた黒のウィッグを使用し、ゴスの要素をプラス。地毛を畳み込んでしまっているモデルもいれば、地毛を黒のウィッグからのぞかせている子もいて、仕上がりはどれも個性的。メイクはKABUKIが担当。1985年の映画「マドンナのスーザンを探して」で主演したマドンナがインスピレーションソースといい、グリーンとブラックのアイペイントがインパクトを与える。グリーンをチョイスしたことについては「ピンクやパープルはジョーカー(悪者)のイメージだから避けた」と納得の一言。若くて奔放な印象にグリーンはぴったりということだ。ネイルは今年NYで自身のネイルブランドをローンチ予定のネイリスト、パトリシア・ヤンキーが発売に先駆け、マッドテイストのネオンカラーを提供したもの。マッドコートでのフィニッシュは、今年のトレンドになること間違いなし!
BRAND:ジェレミー スコット
MAKE-UP:KABUKI for M・A・C
HAIR:ユージン・ソレイマン
NAIL:パトリシア・ヤンキー