ファッション

ワールドが初めてスタイリストを起用した百々千晴プロデュースの「ジンジャーエール」を披露

 ワールドは2013-14年秋冬から、スタイリストの百々(どど)千晴をブランド・ディレクターに起用した新ブランド「ジンジャーエール」をスタートする。ターゲット層は33歳の百々と同年代の28〜32歳。「ジンジャーエールのような繊細で辛さとほのかに感じる甘さのミックススタイル」を提案する。

 商品の価格帯はシャツが9500〜1万4000円、カットソー5800〜1万1000円、パンツが7600〜3万2000円、ジャケットが1万8000〜6万2000円、コートが2万9000〜4万9000円、靴が1万3000〜4万8000円。トップス65%、ボトムス20%、服飾雑貨15%で、オリジナル8と服飾雑貨を中心としたバイイング2で構成する。

 また積極的にコラボアイテムも展開し、秋はドイツ「フェイラー」との雑貨やシューズブランド「ハルタ」とのローファーなどを発表する。1号店は9月上旬に、ルミネ新宿に出店する予定で、店舗面積は約46�u。オンラインでの販売も予定している。

 百々はスタイリストとして雑誌や広告などで活動するほか、レコードショップ「ボンジュール・ガール」ディレクター、雑誌「ユニオン・マガジン」編集長を務めている。「ブランドを手掛けることは初めてではないが、ワールドと大規模に取り組みことができ、やりがいと責任感を感じている。これまでになかった新しいチャレンジができると思うし、とても楽しみだ。ブランド・プロデューサーとして、一番こだわっているのは素材。20代の若い世代にも着てほしいと思うハイクオリティのものもあれば、着やすいものまでアイテムによって使い分けている。またスタイリストとしては、すべてのアイテムが着回しでき、コーディネートしやすいよう心掛けている」と話す。

 ワールドは、「ワールドとしてはスタイリストを起用することは初めて。活動の幅が広く、業界内での信頼度も高い百々ブランド・ディレクターにアラウンドモードの新ブランドを任せたいと思った。ファッション感度の高い彼女と同じ年代に向け、憧れやトレンドが詰まった"百々のクローゼット"をイメージする。今後はブランド・ディレクターとしての名前を全面に出し、バリエーション豊富な商品展開を目指す」とコメントしている。

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