メンズ雑誌「サファリ(Safari)」などを発行する日之出出版は23日夜、プロアスリートのベストドレッサーを発表・表彰する、第2回「アスリートドレッサーアワード(Athlete Dresser Award)」の授賞式を開催した。今回受賞したのは、バスケットボールの田臥勇太選手、サッカーの中澤佑二選手、ハンドボールの宮�ア大輔選手、フェンシングの三宅諒選手、野球の三浦大輔選手、BMXの内野洋平選手、バトミントンの池田信太郎選手、ボクシングの山中慎介選手の8人。タキシードからデニムのセットアップまでそれぞれの個性を生かしたスタイルで登場した。
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授賞式の後は、元サッカー日本代表の宮本恒靖と榊原達弥「サファリ」編集長、「アスリート・サファリ」でスタイリングを手掛けるキム・チャングによるトークショーを行なった。宮本は、グレーのジャージージャケットにロールアップしたダメージデニム、そしてポイントにオレンジのチーフやスリッポンを取り入れたスタイルで登壇。「オシャレのポイントは、しっかりとドレスアップする時と、ちょっと気を抜く時のバランスをうまくとること」と語った。また、同イベントでは、「ワールド・オーダー(WORLD ORDER)」の須藤元気と野球の森本稀哲選手、「アスリート・サファリ」モデルによるファッションショーや、「球舞」によるリフティングのパフォーマンスなど、アスリートが関わるさまざまな企画を用意し、会場を盛り上げた。
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榊原・編集長は「『サファリ』を読んでくれているスポーツ選手が多かったことが、『アスリート・サファリ』創刊のきっかけ。スポーツ選手は、競技シーズンやトレーニングの関係でスケジュールの調整がなかなか難しいが、今後は、年1回の開催を目指す。アスリートの本業以外でのモチベーションにつながるような賞にしていきたい。憧れの選手がいることで、いろんな種目が盛り上がるので、メジャーなものだけでなく、マイナーな種目にも目を向けていく」とコメントした。
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「アスリートドレッサーアワード」は、世界的に活躍するアスリートの中から、とりわけファッションに精通している選手やライフスタイルがおしゃれな選手を表彰するため、2012年にスタート。第1回は、サッカーの三浦知良選手や中澤佑二選手、フェンシングの太田雄貴選手、ボクシングの井岡一翔選手、柔道の野村忠宏選手らが受賞している。
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