「フェンディ」は、2月20日 PM20:30(日本時間)に実施する2014-15年秋冬コレクションショーでドローン(無人ロボット)を搭載したカメラを使い、ランウェイを空中撮影する。この様子は、ブランド公式サイト「fendi.com」からライブ配信する予定。従来の視聴方法にくわえ、「ドローンカム(Drone Cam = Drone Camera)」から捉えた映像を放映する。
ショー終了後の数日間は、同サイト上に特別コンテンツを追加した特設ページを開設。ショーのビデオをオンデマンドでリプレイするほか、メイキングのビデオがストリーミング配信される予定だ。
ピエトロ・ベッカーリ=フェンディ会長兼CEOは、今回の取り組みについて「当社のデジタルストラテージは、フェンディブランドのプロフィールを継続的に高めていくための戦略です。これは、言わば、『フェンディ』が常にめざす創造力(クリエイティビティ)、品質(クオリティ)、革新(イノベーション)の同義語です。キャットウォークの上に最新テクノロジーを世界で初めて導入する...この試みに私たちは湧いています。こうして、『フェンディ』は、この分野でのパイオニアに躍り出ると同時に、未来への舵取りをするのです。フェンディファンの皆さまにかつて誰も目にしたことのないファッションショーをお届けいたします」とコメントしている。