「マリメッコ(MARIMEKKO)」の新クリエイティブ・ディレクターにアンナ・ターネルが就任した。アンナはH&M社でブランドマネジメントやデザイン担当を経て、最近では同社の新ブランド「& アザー ストーリーズ(& OTHER STORIES)」のデザインチームを率いていた。就任発表時には「トレードマークのマリメッコ柄をよりモダンな商品に進化させたい。新しいシルエットとフィット感を追及する」とコメントしている。前任のミンナ・ケメル・クトゥヴォネンはデザインチームに残り、プリント生地を手掛ける。
同ブランドの代表的な花柄プリント「ウニッコ」が50周年を迎える今年、「『ウニッコ』をコレクションの中心としながらも、よりバラエティに富んだラインアップを発表したい」と話す。また、ニットやジャカードとともに、オーガニックコットンやリサイクルのポリエステルなどのサスティナブルな素材を用いた商品を提案するという。昨年末の時点で世界に133店舗を有した「マリメッコ」は今年、アジアと中東を中心に15?25の新店舗をオープンする予定だ。うち2店舗は日本でのオープンとなるようだ。