国際交流基金は11月21日、アメリカから若手デザイナーを招へいし、東京・渋谷の文化ファッションインキュベーションで日米若手ファッションデザイナー対話セッションを開催する。参加するメンバーは、日本からは「ヤストシエズミ」の江角泰俊、「バンサン」の伴真由子、「ターク」の森川拓野、アメリカからはニューヨークでコレクションを発表している「ジョナサン・コーエン」のジョナサン・コーエン、リー・ファンと提携して「ビバ・ヴェナ」を立ち上げたリサ・メイオック、パリなどで展示会を行っているジョセフ・シン、ニットデザイナーとして「ダナ・キャラン」などで活躍しているパウラ・チェンの計7人。この事業のアドバイザーを務めるのは、文化ファッション大学院大学准教授でもある首藤眞一・ブランドニュース代表。「ジェイソン ウー」などアメリカブランドのショールームを手掛ける彼がモデレーターを務める。
国際交流基金は、クール・ジャパンの主要分野である「デザイン」「ファッション」「アニメ」「アート」の4分野に対して、日本とアメリカの若手クリエイターの交流事業を今年から実施している。ファッションについては、この日米若手ファッションデザイナー対話セッションはその一環だ。アメリカの4人のデザイナーによる自身の作品発表に加え、今回の来日での体験をもとに日本文化から得たインスピレーション、米国の最新ファッショントレンドについても発表する。さらに日本の若手デザイナーと7人で、日本と米国のファッション文化の相違やファッションの将来についても討論する。
日時:11月21日(金)19:00?20:30(18:30から受付開始)
会場:文化ファッションインキュベーション(渋谷区桜ヶ丘23番21号 渋谷区文化総合センター大和田11階ホール)