きゃりーぱみゅぱみゅや青文字系読者モデルなどを多く抱え、マネジメント&イベント&プロモーション事業などを行うアソビシステムは、原宿観光案内所「もしもしにっぽん『MOSHI MOSHI BOX(もしもしボックス)』」を12月25日にオープンする。原宿・明治通りと原宿通り(通称・とんちゃん通り)が交わる「ビルケンシュトック」原宿店跡地で、「もしもしにっぽんプロジェクト」の一環として手掛けるもの。渋谷区観光協会が、原宿の商店会などと連携して運営する。「もしもしボックス」の「インフォメーション」には、英語に対応するカウンタースタッフが常駐し、渋谷区観光協会が作成した原宿・渋谷・代官山のガイドマップや、イベントのフライヤーも配布も行う。KDDIによるフリーワイファイサービスや、充電コーナーやフリーPCも用意。フェデックスによる海外配送サービス、外貨両替マシンや画像プリントマシンの設置、外国人はもちろんのこと、日本人も含めた観光客に対する情報発信機能や観光サポート機能を充実しているのが特徴だ。「もしもしにっぽん」がプロデュースするオリジナルの土産物ショップや、原宿名物のクレープショップとして「キャラクレ!produced by MARION CREPES」(コラボキャラクターは「チェブラーシカ」)も併設する。今後は、宿泊や移動の手配など旅行客へ向けたサービスの提供や、国内外と連携したオリジナルのツアーサービスも展開予定だ。
「もしもしボックス」のウインドーには、きゃりーぱみゅぱみゅのステージ美術などを手掛けるアート・ディレクターで「6%ドキドキ」のプロデューサーとしても知られる増田セバスチャンによる世界時計をテーマにしたモニュメントを設置した。
24日に行った開所式及び内覧会では、主催者として、松井裕・渋谷区観光協会理事長、中川悠介アソビシステム社長、八木原保・原宿神宮前商店会会長が登壇。来賓として、桑原敏武・渋谷区区長、本村克彦・原宿警察署署長、古市茂・経済産業省商務情報政策局クリエイティブ産業課課長補佐、松井誠一・原宿表参道欅会理事長らが来場。設楽洋ビームス社長や、荒川信雄ラフォーレ原宿代表取締役、渋谷区PRキャラクターのあいりっすんもテープカットに参加した。
中川悠介アソビシステム社長は「原宿を拠点に、ファッション・音楽・ライフスタイルなど、原宿カルチャーを成長させ、世界に発信してきた。きゃりーぱみゅぱみゅのワールドツアーを通じて、原宿が好きで原宿を憧れている若者が世界中にいることがわかった。原宿を歩いていても道を聞かれたりワイファイの使い方を尋ねられたりすることが増えている。さらに心地良い街作りをし、原宿の良さをもっと知ってほしい。2020年の東京オリンピック、そして2020年を超えて僕らの孫の世代まで憧れの街となるよう、原宿を盛り上げていきたい」と意気込みを語った。