バレンシアガとアレキサンダー・ワン「バレンシアガ」クリエイティブ・ディレクターは契約を更新しないことに合意した。ワンによるショーは、パリ・ファッション・ウイーク期間中の10月2日に開催する2016年春夏コレクションが最後になる。具体的な退任の理由は明かされていないものの、ワンは自身のブランド「アレキサンダー ワン」に集中したいとコメントしている。
ワンは2012年12月に、「ルイ・ヴィトン」ウィメンズ・アーティスティック・ディレクターになったニコラ・ジェスキエールの後任として「バレンシアガ」のクリエイティブ・ディレクターに就任した。また、ワンは「素晴らしい経験をさせてもらった。『バレンシアガ』という歴史的なクチュールメゾンで働くことができ、光栄に思う。共に歩み、さまざまなことを達成した『バレンシアガ』のブランドチームに感謝している。これからは自分のブランドをさらに成長させたい」と語った。
イサベル・ギショ=バレンシアガ社長兼CEOは「バレンシアガとケリングは、アレキサンダー・ワンがブランドに多大な貢献をし、大変感謝している。彼の今後に期待するとともに応援する」とコメントした。