「ヴァレンティノ」は11月16日、東京・銀座のドーバー ストリート マーケット(以下、ドーバー)で、2週間のポップアップストアイベントのキックオフを祝う、ブランドブックのサイン会を行った。
クリエイティブ・ディレクターのマリア・グラツィア・キウリとピエールパオロ・ピッチョーリも来店。ドーバーは7階の飲食店ローズベーカリーを1日だけ撤去し、クラフトマンシップを駆使して描くカモフラ柄、通称"カモクチュール"に覆われた空間に仕上げた。ドーバーにとってサイン会は、店舗初の完全招待制のイベント。にもかかわらず、会場は大混雑でメゾンの人気を印象付けた。
2人がサインするブックは、今年6月、メゾンがローマの旗艦店オープンを祝い、ローマで2015-16年秋冬オートクチュール・コレクションを発表した際、お披露目したもの。メゾンの歴史や、ローマとの関わりなどを網羅している。2週間のポップアップを祝い、ローマからはクリエイティブ・ディレクターのほか、2人の職人が来日。18日まで、バッグとシューズの製作を実演する。