2011年に東北復興の願いを込めてスタートしたギンザ・イルミネーション「ヒカリミチ2015〜樹がつなぐ未来」の点灯式が11月29日、銀座中央通り3丁目で開催された。今年で5回目を迎えた点灯式には女優の藤原紀香が登場し、谷澤信一・銀座通連合会理事長、矢田美英・中央区長、近澤貴司・築地警察署長、三木均ギルク代表らとともに点灯式を行い、13万個のLEDによって209本のツリーが彩られた。
藤原紀香は、「銀座は私にとっても特別な場所。美味しいものを食べたり、ショッピングを楽しんだりしている。そんな中でも、東北ではまだ避難生活をしている方がたくさんいる。ここ銀座から思いが東北につながっていって欲しい。私自身も今後も復興支援を続けていきたいと思う」とコメントした。
このイルミネーションは、一般社団法人銀座通連合会、および銀座に店を構える20社の国際的なラグジュアリーブランドで組織するギンザ インターナショナル ラグジュアリー コミッティ(=GILC、通称ギルク)、全銀座会によって運営されており、今回は、11月29日から1月11日までの44日間、銀座通り(中央通り)と晴海通りで開催する。
今回のツリーのうち、100本は東北地域から集められたもの。期間中はギルク各ブランドの店舗や趣旨に賛同した計38店舗に「東北復興支援のヒカリミチ・チャリティー募金箱」を設置し、集まった募金は公益社団法人日本ユネスコ協会連盟に寄付する。