ケイト・スペードニューヨークの新ブランドである「ケイト・スペードサタデー」が、来春からアメリカでウェブサイト(Saturday.com)、日本では表参道の旗艦店及びeコマースサイト(Saturday.jp)で発売される。同ブランドは、“毎日が土曜日”をコンセプトに、ウエア、アクセサリー、ビューティー、インテリア関連の商品を販売。「ケイト・スペードサタデー」は、30〜40歳がターゲットの「ケイト・スペードニューヨーク」よりも約50%価格が安く、25〜35歳の顧客向けのラインとなっている。「ケイト・スペードサタデー」の平均小売価格は、ウエアが90ドル(約7100円)、ハンドバッグが130ドル(約1万200円)、シューズが85ドル(約6700円)。同ブランドの製品は主にアジアで生産され、年間12回のデリバリーを予定している。
ケイト・スペードニューヨークは、6月にサンエー・インターナショナルとの合弁企業のケイト・スペード・ジャパンの株式51%を取得し100%子会社にする計画を発表。最近ではイギリス、ドバイ、クウェートに出店しており、「ケイト・スペードサタデー」の立ち上げは国際的な事業拡大の一部と見られる。