「ランバン(LANVIN)」の創設者ジャンヌ・ランバンは、数多くのアーティストや作家、音楽家と交流したことでさまざまなクリエイションを生み出してきた。現在は、アーティスティック・ディレクターのアルベール・エルバスや、メンズのデザイナーを務めるルカ・オッセンドライバーが彼女の精神を引き継ぎ、ファッションに留まらず、アートや食など、ジャンルレスに新しい取り組みを行なっている。そのひとつが、エルバスがホストを務めた「ピクニック・ディナー」だ。ニューヨークのアートギャラリー「ルクセンブール&ダイアン」で開催された画家セザールのエキシビションを記念し、パリのエコール・デ・ボザールで行なわれたパーティ。彼が在学していたという同校の講堂を会場に、有名シェフ、ジャン・フランソワ=ピエージュの料理が並ぶ円形の空間で演奏や朗読を披露した。
また、イギリス・ロンドンに拠点を置くサッカークラブチーム「アーセナル F.C.(Arsenal Football Club)」とオフィシャル・テーラーのパートナーシップ契約を結んだ「ランバン」。ルカ・オッセンドライバー監修のもと、ミッドナイト・ブルーの上質なウール素材を用いてスーツを仕立てた。2015年までの2年間、アーセン・ヴェンゲル監督やファーストチームの選手をはじめ、クラブの代表者らに公式スーツを提供していく。
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加えて香港のホテル「セヴァ(SEVVA)」では、12月2日から30日までの期間、コラボアフタヌーンティー「ランバン ラブズ セヴァ(LANVIN LOVES SEVVA)」を用意。モードと食の融合を叶えた。オートクチュールのエレガントさをイメージした16種類のお菓子を並べたティースタンドのほか、サンドウィッチを包むペーパーにはエルバスによるイラストが描かれている。
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