レッド・ウィング・ジャパンは、日本初の直営店、レッド・ウィング・シュー・ストア東京南青山店を1月10日にオープンした。同店は、世界で唯一ヘリテージコレクションのみを揃える直営店で、南青山の骨董通り沿いに位置する。「古き良きアメリカ」をテーマにしたラギットな世界観の店内には、ヴィンテージのランプや同社が運営するアメリカの工場から取り寄せた看板を設置しているほか、ミシンや製造過程の靴などをディスプレーしている。
アイコニックなホワイトソールを用いたブランドの主力商品「クラシックワーク」(2万9820?3万7800円)を始め、創業者の名前がついたドレスブーツ「ベックマンブーツ」(3万9900?4万1790円)、郵便配達員や警察官のために作られた「ポストマン」(3万1920?3万2970円)、定番の「ワークオックスフォード」(2万9820?3万1920円)などをラインアップ。アジア限定の「クラシックワーク」No.8816のマルーンカラーは、国内で同店のみの取り扱いだ。商品はすべてアメリカ製で、レッド・ウィング社が制作した革を使用している。
また、主要16品番のワイズ(横幅)を揃えており、測定器ブラノックデバイスで足のサイズを計りフィッティング。一人ひとりのサイズに合う靴を用意することができるのが最大の特徴だ。そのほかにも、ソール交換などのリペアも受け付ける。その他、ミンクオイルやブラシを始めとしたシューケア商品を並べるほか、ソックス、同社の革を使用したベルトや財布などの小物も取り揃える。
1905年に米ミネソタ州レッドウィングで創業し、ワークウエアとして安全靴を制作してきた「レッド・ウィング」。2005年に子会社としてレッド・ウィング・ジャパンを設立。以降、卸業に徹底していたが、「もっと顧客の声が聞こえる場所作りをしたい」ということからレッド・ウィング・シュー・ストア東京青山店をオープン。「立地は、競合店が周辺にない場所を選んだ。世界観が楽しめる空間で、ブランドを知ってもらい、自分のサイズ合った靴を見つけてほしい」と中嶋崇之ブランドコミュニケーション、PR担当マネージャー。
■レッド・ウィング・シュー・ストア東京青山店
住所:東京都港区南青山5-4-29
電話:03-6450-5349
営業時間: 12:00〜20:00
定休日:水曜日