「ジル・サンダー(JIL SANDER)」は、新クリエイティブ・ディレクターにイタリア人デザイナーのロドルフォ・パリアルンガ(Rodolfo Paglialunga)を指名した。9月に発表される2015年春夏コレクションでデビュー予定だ。「私が目指すのは、洗練とラグジュアリー、そして革新を融合し、ブランドを次のレベルに引き上げることだ」とパリアルンガ。また、アレッサンドロ・クレモネシ=ジル・サンダーCEOは、「パリアルンガは、『ジル・サンダー』の歴史に新たなページを刻むのに最適なデザイナーだ。彼は、ブランドの本質的な特徴を尊重しながら新たな方向性でブランドを進化させる適性と経験を持っている」とコメントしている。
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パリアルンガは1990年代前半に「ロメオ・ジリ(ROMEO GIGLI)」でキャリアをスタートした。96年から10年間、「プラダ(PRADA)」でウィメンズウエアのデザインに携わり、最終的にはウィメンズウエア・デザイン・ディレクターとして活躍。その後、2009年3月から2011年秋まで、「ヴィオネ(VIONNET)」のクリエイティブ・ディレクターを務めた。