今世界が最も注目する日本人モデル、松岡モナは、今年16歳になった。2014年春夏ミラノ・コレクションの「アンテプリマ(ANTEPRIMA)」では、15歳にして、ファーストルックに起用された。フルタイムでの仕事が可能になる16歳になった直後の14-15年秋冬パリ・コレクションで8ブランドのショーに登場するなど活動の幅を広げている。9月にスタートする2015年春夏コレクションに向け、スタート台に立つ彼女に、海外デビューの感想や次なる目標を聞いた。
ーーランウェイを歩く魅力とは?
モデルは、言葉を使わない表現者だと思っています。だから、表現力のある俳優さんをすごく尊敬しますね。シューティングよりも、ランウェイの方が好きです。
ーー普段、どうやってファッションを吸収している?
小学6年生の頃から、「ヴィヴィ」や「セブンティーン」などの雑誌を見て、ポージングや表情の作り方を勉強しましたが、今は他のモデルを見ると"負けず嫌い"な気持ちになってしまうので、あまり見ていません(笑)。最近は映画を観たり、音楽を聴いたり。音楽は80年代ロックや90年代ニュー・ウエイブが好き。ファッションはアートのように、人によって人生であって、感情的なものだと思います。自分の中の一部を表現するもの。
ーー先輩のチハルはどういう存在?
尊敬するお姉ちゃん的存在であり、とても仲良しの友だちでもあります。モデルとして同じ仕事をしてるけど、プライベートで楽しく過ごすことの方が多いですね。
ーー憧れている人は?
幼い頃は、水原希子ちゃんや紗羅マリーちゃん。2人のポージングをよく真似していました。今は、事務所の先輩である冨永愛さんや福島リラさんを尊敬してます。でも、目指す人はいないですね。その人と同じことをしそうだから。ちゃんと自分らしくいるためには、自分の道を作ることが大事だと思います。
ーー目標や将来の夢は?
「海外に行きたい」と思ってからは、1番になりたいと思うようになりました。まずは、「Models.com」のベスト50にランクインして、キャンペーンにも選ばれるようになりたいです。2015年春夏は9月のニューヨークから、ロンドン、ミラノ、パリと参加する予定です。期待しててください!
【プロフィール】
■松岡モナ/モデル
1998年2月10日アメリカ・アリゾナ生まれ。日本に移住した10歳から、母の勧めでモデル業をスタート。「ニコ☆プチ」や「なかよし」などのティーン誌などで経験を積み、12歳で「装苑」の表紙に抜擢された。2013年9月にイマージュに移籍し、本格的に海外でのキャリアをスタート。
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