アイウエアの国際展「シルモ」が、パリ・ノ—ル見本市会場で行われ、出展社の中から優秀な商品に贈られる「シルモ・ドール賞」のサングラス部門で、増永眼鏡のオリジナルブランド「マスナガ デザインド バイ ケンゾータカダ(MASUNAGA DESIGNED BY KENZO TAKADA)」が受賞、26日、パリ9区にある歴史のある劇場で授賞式が行われた。同商品は、「マスナガ」とデザイナー高田賢三とのコラボレーションによる新商品で、シルモ展でお披露目した。高田賢三は、「『マスナガ』は私も愛用しており、以前からあこがれのブランドだった。『マスナガ』の伝統の技術力を引き出して、贅沢なブランドにしたい」と受賞の喜びを語った。価格は6万5000円で、来年1月から世界で発売予定。
1905年創業の増永眼鏡は、福井県に眼鏡産業を興した増永五左ヱ門を祖とする老舗アイウエアメーカー。昨年の「シルモ・ドール」審査員特別賞受賞に続き、2年連続の栄誉に輝いた。